道具部、ということで書いておりましたが、
事務局よりコーナー名をつけてください、とのことで

そのままの名ですが

「暮らしの道具 72 seasons」としました。


私だけで書くと月一回年12本として
全て埋まるのが6年後となってしまいます。

皆様、ぜひ身の回りの「道具」と

その「使い方」についてのお話を寄せ書きして

共に暮らしの道具を編纂してまいりましょう。


テーマが、ダブらないようにということで、
私が今後順調に行けば書こうと思っている道具を

列記します。


今回が熊手で、次が菓子皿。

師走はベタですが雑巾を予定しています。

気分次第で変わるやも知れません。

以上、事務連絡でした。


さて、今回の「暮らしの道具 72 seasons」は

「熊手」です。


うちの庭は小さなものですがまずまず太い木が20本ほどあって、
ほっておくと落ち葉だらけになってしまいます。


剪定自体は庭師さん任せでサボっているのですが、

落ち葉は自分でやらないとどうにもならない。

熊手の登場です。

苔を傷めてしまうなんてことは
一切考えずにガリガリととにかく枯葉を集めていきます。
(枯葉が溜まる方が日光が当たらず苔に良くないのです。)


なんの変哲も無いホームセンターの熊手が

実にいい仕事します。一体誰が考えたのだろう。


以前は竹箒を使っていましたが、

細かな部分で掃き残しが出てしまうんですよね。


忙しい時でもなんだか、この掃き掃除は

かかさないようにしています。

理由は簡単で、ある時気が付いたのです。

法律上所有していることが自分の場所ではないのだな、と。


逆にいえば、所有していなくても

自分で手入れをすることで、そこが自分の場所だと思える、
ということなのだと。

下町に行けば今でも家の前に朝顔の鉢を並べたり

そうした使い方をしている道もあるわけですが、

それも同じことで。


そういえば染司の吉岡先生も、家の側を掃くことの

大切さを語られていました。


(了)