日本の旬の愉しみを、
この時代に一緒につくっていきたい
うつくしいくらしかた研究所は、七十二候に沿って旬の愉しみをご提案するアプリとして、
2010年に「くらしのこよみ」をリリースしました。
その後、書籍化や英語版アプリなどの企画展開を続け、
おかげさまで国内外の多くの方々からのご支持をいただき、今日まで続いてきました。
アプリ配信から10年が経ち、満を持して、「くらしのこよみ友の会」を開設しました。
ここは、衣・食・住・酒・花・旅などを入口に、
「七十二候に沿って旬を愉しむ」というテーマについて、1年を通じて語らうサロンです。
みなさまには、うつくしいくらしかた研究所の「研究員」として、
「くらしのこよみ」制作スタッフや有識者と一緒に、
「友の会」のページ上に季節や旬をテーマとしたコンテンツを投稿したり、
オンライン上での意見交換[*]を通じて、
あたらしい旬の愉しみ方を探求していただいています。
また、旬をテーマにみなさまが集えるような各種イベントも、定期的に実施しています。[*]
「友の会」は一般のSNSとは異なる、クローズドのオンラインシステムです。
さらに、友の会として『あたらしいくらしのこよみ――旬をたのしむ生活便覧』(仮)を
なんらかの形で出版することを、目標に掲げています。
友の会を通じてみなさまと共に蓄積する旬の情報を、うつくしいくらしかた研究所主幹の
(株)平凡社から出版できたら素敵だと思いませんか?
すでに、これまでに友の会の研究員の皆さまと集めた情報の一部は、
うつくしいくらしかた研究所ウェブサイトで「行事をたのしむ」としてご紹介されています。
できること
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一
旬に触れられる
どんなに多忙な生活を送っているときでも、家に籠っている時でも、友の会で暦とともに流れる時間をどうぞ。旬を愉しむ名人の客員研究員が綴るコラムをはじめ、全国にお住まいの研究員のみなさんから寄せられる旬に関する投稿をきっかけに、日頃見過ごしがちな季節の移ろいに気づき、旬を愉しんでいただけます。また、人気アプリ「くらしのこよみ」にて有料コンテンツとして販売しております七十二候の全候データも、友の会ではいつでもご覧いただけます。
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二
オンラインで旬を語らう
その時々の旬について、ご自分の愉しみ方を投稿してください。お庭に咲いたお花の写真、自信の一句、地元のお祭りの紹介、おいしくできたお料理のレシピなど、なんでも大歓迎です。ときにはコラムという形で、客員研究員が自分の旬の愉しみ方を綴ることも。また他の研究員の方の投稿にも、積極的にコメントを。同じ話題で盛り上がったり、新たな発見をしたりと、旬をともに愉しみましょう。
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三
オンラインで旬を紹介する
その時々の旬について、ご自分の愉しみ方をぜひ気軽に投稿してみてください。コメントのやり取りで盛り上がった内容を実践してみた!という報告などはもちろん、お庭に咲いたお花の写真、自信の一句、地元のお祭りの紹介、おいしくできたお料理のレシピなど、なんでも大歓迎です。旬をモチーフにした文章や作品を発表していただくのも。それに対し、きっと他の研究員の方々からコメントや質問などお返事が来ますので、その後の会話もお愉しみください。
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四
イベントに参加して旬を愉しむ
定期的に事務局で主催し、大小さまざまなイベントを開催しています。まったりと卓を囲んで楽しむライトなものから、その道の師に学びながら、日本の旬を体験するディープなものまで色々です。いずれもできるだけオンラインで繋げ、様々な地域からご参加いただけるイベントになっております。また、友の会では、イベントを告知するスペースがありますので、研究員のみなさまご自身によるイベント企画開催も大歓迎!オンラインで旬の話が盛り上がったら、その皆さんとイベントを企画して他の研究員のみなさんにも告知して、ぜひ実際にイベントを開催してみてください。
えられること
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一
日本の旬を取り入れた暮らしを実践できる
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二
価値観や趣味嗜好で通じる友を得ることができる
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三
今の時代にふさわしい新たな季節の愉しみを発見、発信できる
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四
新たな季節の愉しみ方を世に発信していく企画に参加できる
参加されている皆さんの声
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みうきぃさん 60代
この会の良さは、 私にとり「忙中の閑」であり、
「渇きをうるおす一滴(ひとしずく)」でもあります。
そして「もっと日本を知りたい」との思いはつのる一方。
会員皆さまより良い刺激をいただけ、丁寧なくらしを心掛けるようになりました!
会員皆さま、いつも有り難うございます。 -
モカの寝床さん 60代
観客に徹するのも楽しいけど、
たまには舞台に上がりたくなりますよ! -
えもさん 20代
(この秋で30代に突入です)少し背伸びして入ってみた友の会。
みなさんの等身大の暦との付き合い方や知識に学ぶことが多いです。
リアルイベントで出逢えた方のコメントや投稿はつい気になってしまいます。 -
三澤純子さん
五十路、人生折り返し地点せっかく日本で暮らしているので、季節の移ろいをゆったりと味わいたいと思い、
暦の友の会に入りました。四季の草花、旬の食材、各地の行事を
みなさまと共に楽しめて、発見の連続です。
日本の風土が生み出した数々の文化の偉大さに感服しております。
暦に向き合う丁寧な暮らしが身についたらよいなぁと改めて思っています。 -
山ちゃん 40代
暮らしを丁寧に、また日本の文化に興味があり思い入会しました。
様々な会員さまの四季の暮らしが知れること、イベントでは交流に、
お勉強ができたりと楽しんでいます。 -
asamakudoさん
40代ほやほや日本の季節とイベントを様々な角度から楽しめる会。
より深く一歩先に浸れるクオリティ。季節の旬を逃さず、先取りできる。
全国津々浦々、風土や文化、歴史との調和あり。
多方面同時刻の日本の季節の移ろいに対し、スローライフライブ中継が魅力的。
入会して、毎日の生活の色が鮮やかになりました。
これからもみなさま、よろしくお願いします。 -
さくらちゃん 70代
四季折々の様々な事柄を会員の皆さまの目と心を通して、
写真となり、言葉となった事柄には、他では決して味わう事が出来ない良さがあります。
時には観客として、時にはプレーヤーにさせて頂き。
萬の事には、時あり。 -
茶と料理しをりさん
日本文化や暮らしの歳時記などはどれも心惹かれることばかりで
興味は尽きませんが、あまりに広くて深くて一体どこから学び出せばよいものか…。
それが友の会に身を置いていると、暦や歴史や室礼、花、神様の事まで…
いつの間にか自然と身近に感じられるようになっています。
みなさまが私の先生です。 -
奥ちゃん 6go
兎に角、個性豊かな皆様が面白い!
全く知らない事を目にする楽しさがたまらない。
そうだなぁ、略して奥さん……こりゃイケナイ。 -
ミミさん 70代
ブログはおろかネット世界が何なのかどうすれば良いのかさっぱり知らないのに
たまたま見た暮らしの暦の素敵さに憧れて会員登録に四苦八苦して入り込みました。
未だにいかにして馴染めば良いのか?ネットだけで?そんな!と思いつつ
ぶらさがっています。まだまだアナログです。 -
咲苗さん 30代
毎日が暮らしの知恵に満ちた国、日本。
様々なご経験をお持ちの個性的で素敵な会員様と季節の営みを味わい、
分かち合う楽しさがあります。
読んで楽しい、見て楽しい、参加して楽しい。
そして暮らしって楽しいなぁ!と感じること請け合いです。 -
ユキコさん 40代
丁寧に暮らす楽しさや知恵に共鳴でき、友の会に参加してから
何気ない生活がより愛おしくなりました。
日本の暦や継承されるくらしかたを見つめ直す事は新鮮な発見があり、
豊かな時間を楽しめます。
美しくて優しい時計を手に入れた感覚を楽しめる…そんな素敵な会です。
メンバー
「くらしのこよみ」編集
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下中 美都
「くらしのこよみ」編集長。日本には「着るもの、食べ物、すまい、暮らし」のすべてにおいて季節感を楽しむ知恵があり、その細やかな色・形・質感のセンスは世界一といえます。季節感が 日本文化の源にあり、大切な人と季節感を分かち合うことに本当の幸せを感じる心がその文化を培ってきました。「くらしのこよみ」=歳時記は毎日を新鮮に生きる季節知の尽きせぬ宝庫です。それを世界の人に発信して、次の幸せを分かちあえるような「くらしのこよみ」を育てていければ本望です。(平凡社代表取締役社長)
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田中 宏和
「くらしのこよみ」編集統括。全国47都道府県訪問経験有。美味美酒を好むとは言え、好物は蕎麦とカレーとひねり無く、日課は愛猫プラトンを撫でること。同姓同名収集家として1994年より田中宏和運動の活動を行っています。この1年は九鬼周三『偶然性の問題』を繰り返し味読。1969年京都市木屋町生まれ、現在は東京都渋谷区に住んでいます。
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神谷 真生
「くらしのこよみ」編集統括。平凡社在職中に、本山荻舟『飲食辞典』の面白さ、和食や和菓子の奥深さに目覚めました。飲み食いに関することのほか、能楽・文楽・落語・講談などの古典芸能全般の鑑賞も好きです。友の会を通じて、みなさまの実践なさっている季節の愉しみかたをたくさん集め、視野を大きく広げて「季節知」を探求したいと楽しみにしています。
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長島 二郎
「くらしのこよみ」運営。浅草と野田市のハーフ。親の影響からか幼少期より醤油好きに育つ。隠れて醤油を飲んでいるのを見つかり房総半島の山林に捨てられた経験をもつ。陸の孤島からの生還の感動からか山のある離島好きとなる。現在は炭水化物ダイエットに励みすぎた反動で高脂血症を患っています。
客員研究員
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折形デザイン研究所おりかたでざいんけんきゅうじょ
贈答の際の「包み」と「結び」の武家礼法である「折形」を現代化させる試みを行い、山口信博、山口美登利、西村優子からなる研究所。2002年に設立後、展覧会、ワークショップ、教室の開催、本の出版、手漉和紙職人とのコラボレーションによるオリジナル商品の開発など、さまざまな活動を通して「折形」の美と精神を伝えてる。
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Tom Vincentトム・ヴィンセント
イギリスロンドン生まれ。伝統と現代が共存する地方町に魅了され、滋賀県にある築240年の旧近江商人宅に移住。地元で行事や地域経済に関わりながら、最先端スモールタウン社会のしくみ研究を行なっている。主に企業や政府、地方自治体などのプロジェクトのため、日本各地を駆けまわる日々。全国の祭りを応援するクラフトビール会社も始動。真っ先に感じる旬は、家呑みのアテと庭の雑草。
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川村のり子かわむら・のりこ
「藤村本家」金継ぎ工房主宰。過去と未来の接点となる日本古来の修復技法「漆継ぎ」に夢中。大事なものと季節は、時が経つほどに美しく、愉しさも増すように感じている。お煎餅も割れと欠けが好物。東京生まれ、滋賀在住。
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下中菜穂しもなか・なぼ
造形作家。もんきり研究家。江戸時代の『もんきり遊び』を通して「かたち」に込められた祖先の暮しぶりや精神を紹介。「暮らしの中で文様を楽しむ」文化、「暮らしの手仕事や行事」を現代に蘇らせるべく、出版やワークショップ、展覧会などを実施。日本や中国などの切り紙の文化のフィールドワークを続ける。季節の行事を研究する「旧暦カフェ」主宰。「観る(知る)、やってみる、問い続ける」ことを合言葉に自由研究の輪を広げている。
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清水徹しみず・とおる
「くらしのこよみ」レイアウト担当。デザイン誌アクシスのエディトリアルデザイナー、設計事務所を経て独立。建築設計、内装設計、家具、グラフィックのデザイナー。家具のブランド「monokraft」主宰。 北国での家づくり、家具づくり、鱒釣りへ強い思いから、家族で北海道に移住すべく半セルフビルドで家づくりに奮闘中。2020年春には完全移住の予定。
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鯨本あつこいさもと・あつこ
編集者。日本の「島」を主軸にした有人離島専門メディア『ritokei』統括編集長。美ら島沖縄大使。鯨本編集室主宰。地方誌や経済誌の編集に携わった後、2010年に離島経済新聞社を設立。物理的な離島だけでなく「人間のよりどころ」としての「しま」を探求しながら、編集デザインや地域づくりに携わっている。現在は地元・大分県日田市や夫のふるさと・那覇で子育てをしながら、東京や離島へ出掛けている。
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髙木基たかぎ・もと
コピーライター。遊びに来る野良猫が窓の向こうから何を話しているのか、わかるようになってきた。お腹がすいたとか。喉が渇いたとか。暑いとか。寒いとか。喧嘩したとか。そういうことではない。山吹が咲いたとか。草苺が実ったとか。風で紅葉の葉が揺れているとか。折々の庭の変化を知らせてくれているのだ、と思う。窓辺より。
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木下着物研究所きのしたきものけんきゅうじょ
代表者の木下勝博と木下紅子が一年365日ほとんどを和装・着物で過ごすことを通じて、伝統を大切にしながらも現代生活にあった着物や和のライフスタイルを提案している。 着物のお見立てや着物の着方のレッスン他、大手百貨店や老舗企業様を対象とし和文化事業プロデュースやコンサルティングなど多岐に渡る。 著書に『あたらしい着物の教科書』(日本文芸社)、『はじめての男着物』(河出書房新社)など。
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吉岡更紗よしおか・さらさ
「染司よしおか」六代目、染織家。アパレルデザイン会社勤務を経て、愛媛県西予市シルク博物館にて染織にまつわる全ての技術を学び、2008年生家である「染司よしおか」に戻る。「染司よしおか」は江戸時代より200年以上続く京都の染屋で、絹、麻、木綿など天然の素材を、植物の根や花びら、茎、実など、すべて自然界に存在するもので染めを行なっている。奈良東大寺二月堂修二会、薬師寺花会式、石清水八幡宮石清水祭など、古社寺の行事に関わり、国宝の復元なども手掛けている。
おすすめ
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一
美味しいものと笑うことが好きなエピキュリアン
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二
なかなか同士に出会えない好事家
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三
SNSにやや疲れ気味の好奇心溢れる粋人
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四
気温と湿度の変化に敏感な人
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五
草木、花、鳥、虫が好きな人
価格
研究員
月額会費1,200円+税
※未成年者で入会希望の方は、必ず保護者の同意を得た上でお申し込みください。
気を付けていただきたいこと
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- ※実名での参加を推奨しております。オフラインでの交流もありますので、プロフィールの設定お願いししております。実名との不一致があった場は、各種イベントに参加いただけない場合がありますことご了承下さい。
- ※退会手続きはご自身で可能です。
- ※くらしのこよみ友の会の利用規約に準じます。